阪急電車/有川 浩
もう忘れてたぜ、owlmanでございます。
久しぶりの読書記録。
図書館で借りた。
こないだのゴールデンスランバーも大概待ったが、阪急電車は、上を行く14ヶ月待ち。
- 作者: 有川浩
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2008/01/01
- メディア: 単行本
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舞台は阪急今津線。
宝塚を出発し、南へ。
各駅あるいは各駅間を走っている車内での出来事が1話づつ収められている。
終点は、7駅先の西宮北口。
そして折り返し、宝塚へ。
実際の電車は、すぐに折り返しだが、物語は少し時間が経ったころに折り返し。その間の変化を写しながら。
いくら人情味がある路線といっても、都市部の電車なので、そうそう小説ほどしょっちゅう物語があるわけではないだろうけど、しかし、あってもおかしくはない内容で構成されている。1話1話は自然な感じで話に入っていける。
いっこだけ。
いくら関西のおばはんでも、そない態度悪いの書かかんでも。
怒っていいよ>阪急電鉄
まえがきに、阪急電車はオシャレ、とある。
見慣れてると、わからんが、JRや地下鉄が無機質な感じを受けるのは、そうゆうことなのかもしれない。
owlmanは、阪急電車の焦げ茶と紫が混じったような色は、ぱっとしないけど、落ち着きがあって、結構好き。
他の線も書いてくたらうれしいけど、その前に、有川氏に沿線に引っ越してもらわなあかん。
この「阪急電車」の売り上げで、引越し費用くらいは出るはずだけどなw