windows7が静かに発売開始された件
まいど1号、余生はスペースデブリで。
あんたはその例えじゃあかんしょ?、owlmanでございます。
理事長が会見で、星になりました、ってぉぃ。
理事長は、ちゃんと例えないといけない気がします。
でもって、各ニュースサイトによると、
東大阪宇宙開発協同組合(SOHLA)の「まいど1号」が16日に運用を終了したことが発表された。
10日未明に電源を停止したそうな。
まいど1号の見方については、こちらの記事のほうが興味深い。
日経エレクトロニクス雑誌ブログ 「まいど1号」の憂鬱
実は、まいど1号へのSOHLAの関与は、一部分だったようだ。
一から設計するのは、お金と時間が掛かりすぎると思うので、
JAXAの実績済みの設計を使ったのは、1号機プロジェクトとして正解である。
なにわともあれ、プロジェクトとしては大成功だったようだ。
宣伝効果も抜群だったし。
で、彼はスペースデブリとなった。
もちろん、軌道は把握されているし、軌道制御機能を持たないため、
地球重力に任せるしかないが、20〜30年後に大気圏突入するそうな。
まいど1号、および関係者のみなさま、お疲れ様でした。
殺人ピエロの孤島同窓会/水田 美意子
ミステリーはあまり読みません、owlmanでございます。
以前に海堂氏のバチスタを読んだ際に知った問題作(度々失礼!)
とりあえず、読むができた。
殺人ピエロの孤島同窓会 (宝島社文庫―『このミス』大賞シリーズ)
- 作者: 水田美意子
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2008/05/12
- メディア: 文庫
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第4回「『このミステリーがすごい!』大賞」特別奨励賞受賞作。
わざわざ別枠賞を設けることになった問題作(三度失礼!)。
本土から遠く離れた硫黄島の東にあるという、東硫黄島が舞台。
噴火による全島避難当時、高校生だった彼らの帰郷同窓会。
35人が集まった楽しいはずの同窓会は、ピエロの乱入により、大量殺戮の幕が開ける。
著者水田氏は、投稿当時12歳とか。
12歳らしいというか、背伸び記述も見られるが、両親か編集者の助言というより、今時はネットで調べれば、それらしい言葉使いで書き並べることもできる、という感じだろう。
このミス審査員の大森望氏による単行本版のあとがきにあるように、owlmanもバトロワ下敷きかと思っていたが、どうやらたまたま流れたある日のニュースが題材という、なかなかの乱暴さ創作力。
さらに大森氏は文庫本のあとがきで、「2007年に進行中だった作品は収拾つかず放棄、2008年4月時点で新作改稿中」とあるが、2008年9月に「着ぐるみデパート・ジャック」なる作品が発売された。あとがきによると、大阪駅前の架空デパートでのサスペンスらしい。
もういいかな?って思ってたのだが、あなどるなかれ、ググルと「着ぐるみ〜」は「殺人ピエロ〜」の倍の件数で掛かる。
owlman的には、本作はいまいちな後味が残ったのだが、着ぐるみ〜は読んでみてもいいかもしれない。
gdgdとは
あ、そないやったんですかw、owlmanでございます。
「gdgd」てゆう言葉。
ネットではたまに見かける。
ダラダラしたような状態、と勝手に思ってた。
owlmanの読み方は「グデグデ」。あえて声に出して読んだこと無かった。
ここ、駄目な(ryの一言欄でも「つらつら、ダラダラ、グデグデ」と書いてる。
せやけど、先日知った衝撃的事実。
「gdgd」=「グダグダ」
えっ。
gdgdで調べると、
wikipedia:スラングの例
はてな:gdgd = グダグダの省略形
なんと、読み方を間違って覚えていた。マジかよw
声に出したこと無いから実害ないけど。
ググッてみた。
「グダグダ」=約200万件
「グデグデ」=約 16万件
圧倒的グダグダ。
ってゆうか、約7%のページは、グデグデ派。
もっともgdgdの事を「グデグデ」って読んでるかどうかわからんけど。
今まで1回だけ、読み方を知るチャンスがあった。
友達がリアル会話で「ジーディージーディー」ってゆったことがある。
もち、gdgdのことをあえてアルファベット読みしただけ。
初めてリアル会話でgdgdを使ってるのを聞いたんやけど、みんな「グダグダ」って思ってて、owlmanだけ「グデグデ」って思ってたんやろなぁ。
あぁ、恥ずかし。
なので、今からgdgdに書き換えます。
小心者なので。。。。
モダンタイムス/伊坂 幸太郎
えらい間があきました、owlmanでございます。
#大丈夫です、生きてますww
なかなか読む時間が取れなくて、図書館で借りた何冊かは、読まずに返してしまった。
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
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ゴールデンスランバーでは、すごすぎて直木賞辞退とも噂される大作だった。
本作は、2009年本屋大賞ノミネート作。ぶっちゃけ10位。
主人公 渡辺拓海(29)、SE職。
妻 佳代子。
時代は、21世紀末頃っぽい。
いろんなものが進化しているらしいけど、なんだか新鮮味に欠ける。
新幹線の様子も10〜20年後程度だし、ケータイに至っては、5年後か。
進化スピードが落ちてないかい?
渡辺拓海が、何かみえない集団に囲まれ、追われる生活。
ゴールデンスランバーやね。
取っ掛かりから拓海は襲われる。
不倫が原因というから、自業自得。
しかし、SEの仕事で受けた、依頼元が何だか良くわからない仕事に関わるうち、仕事から脱線、これも襲われる。
話の流れは、まぁ面白いけどね。
度々登場する言葉 「勇気はあるか?」
なぜか登場する「井坂好太郎」という小説家。
他にも有名人のパロッた名前が何人も出てくるけど。
前作がすごすぎたせいか、ちょっと前作に囚われすぎてる気がする。
申し訳ないけど、10位も納得。
ってゆうか、ノミネートで万歳。
あの子の考えることは変/本谷有希子
自分もどこか変なはず、owlmanでございます。
自分ではフツーって思ってても、人に話したらえらい非常識ってことない?
怖いから話さない、ってのはまだ自覚があって、変じゃない証拠かw
- 作者: 本谷有希子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/07/30
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平成21年上半期 第141回芥川賞ノミネート作。
本書自体は7月発行のまだ新刊時期。
その割りに、図書館の待ちが少なかったけど。
アイスクリーム屋でアルバイトをしながら生活している巡谷(23)が同い年の日田とルームシェアしながら、ひたすらに日田の「変」を描いていく。
日田がどのくらい変、ってゆわれても困るが、
owlman的には生理的に無理、なところがいくつか。。。
タイトル作のみが納められた新書だったが、ほぼ短編小説。
読むの遅いowlmanでも2時間以内。
著者は、早くから劇団を立ち上げるなど多才な方。
本書の読後感は「なんだかわからないが終わり方も何か変」という感じで、
それが著者の望みかとも思ったが、劇団の台本と思えばまだしっくり来る感じ。
そんなつもりやないだろうけど。