あの子の考えることは変/本谷有希子


自分もどこか変なはず、owlmanでございます。


自分ではフツーって思ってても、人に話したらえらい非常識ってことない?
怖いから話さない、ってのはまだ自覚があって、変じゃない証拠かw



あの子の考えることは変

あの子の考えることは変


平成21年上半期 第141回芥川賞ノミネート作。
本書自体は7月発行のまだ新刊時期。
その割りに、図書館の待ちが少なかったけど。



アイスクリーム屋でアルバイトをしながら生活している巡谷(23)が同い年の日田とルームシェアしながら、ひたすらに日田の「変」を描いていく。


日田がどのくらい変、ってゆわれても困るが、
owlman的には生理的に無理、なところがいくつか。。。





タイトル作のみが納められた新書だったが、ほぼ短編小説。
読むの遅いowlmanでも2時間以内。


著者は、早くから劇団を立ち上げるなど多才な方。
本書の読後感は「なんだかわからないが終わり方も何か変」という感じで、
それが著者の望みかとも思ったが、劇団の台本と思えばまだしっくり来る感じ。
そんなつもりやないだろうけど。