覚悟のすすめ/金本 知憲

今読むと若干痛い感じです、owlmanでございます。


どっかの書評かなんかで知った本。

覚悟のすすめ (角川oneテーマ21 A 87)

覚悟のすすめ (角川oneテーマ21 A 87)


にしても、昨シーズンのタイガースは、後味悪かった。
そないに野球ファンやないけど、結構がっかりした。
ま、しゃーない。実力。
気にせず、今シーズンいこか。


で、そんな快勝驀進ちうやった頃の2008年8月刊。
主に書いたのは昨シーズンオフやろうけど、
08シーズンの新しい話も盛り込まれてる。


シーズン中にも、書いたんかもしれへんけど、
なんか金本がシーズン中に余計なことしそうにないので、
最後のほうは、編集者との会話を文章に起こしてもらったのかも。


東北福祉大の頃はおろか、広島時代もいつからか知ったってゆう程度で、語る資格も価値もないowlmanやけど、金本が阪神にきてくれて、阪神の空気が変わった感じもする。星野監督になったからだけではないと思ってた。せやけど金本は、星野監督が厳しかったから変わっただけで、岡田監督になって、一時は元に戻ってしまった、と嘆いている。中の人が、現役でゆうんやから、中ではすでに相当認知されてたことなんかもしれへんな。


今でも不思議やけねんど、金本が阪神に移籍するとき、広島は応援する形で送り出したと広島ファンから聞いた。広島ファンみんなゆうこともないやろうけど、すげぇな、ほんま。大黒柱やったのにな。


ちなみに、広島はその後、黒田、新井と相次いで主力の移籍者が続出。個人のキャリアを横に置いといて、広島カープにとっては、悪い前例を作ったのかもしれへん。
チュートリアルの徳井が「こうなったら四国アイランドリーグ行くわ」って悲観してたくらいやしな。


本書の締めくくりは、もちろん快勝中のこと。
まさか、昨シーズンがあんな悪夢で終わるとは思わんかったやろうなぁ。