先生、シマリスがヘビの頭をかじっています!/小林 朋道

たまには趣味と違う書架も覗かなと思う、owlmanでございます。


この本を知ったきっかけは、2008年10月25日放送の「せやねん!」の1コーナー、
「メチャ売れ!!」でジュンク堂大阪本店をやってた回。
フロア責任者(だったと思う)が何かの本を紹介してたとき、その真後ろの書架にさゆりが異常に反応して取り上げたのが本書。


フロア担当者の本書の紹介内容は忘れたけど、
とりあえず興味が沸いて、図書館に予約を入れた。


で、存在忘れた頃に回ってきた。意外にも5ヶ月待ち。
元々話題の本やったんか、メチャ売れ効果やったんか。


先生、シマリスがヘビの頭をかじっています! 「鳥取環境大学」の森の人間動物行動学

先生、シマリスがヘビの頭をかじっています! 「鳥取環境大学」の森の人間動物行動学


鳥取環境大学の教授である小林氏が、動物とのふれあいの中で起こるエピソードを中心に、学術的な解説と持論展開をしつつ、動物と人間との関係を考えさせてくれる内容。


登場する動物は、犬、猫、リスといった比較的身近なものから、聞いたことないドジョウまで。


面白いのは、動物の行動を分析すると同時に、人間も動物の一つとして比較対象としているところ。
草食動物を見れば安心するとか、飼われいる家を脱走するイヌネコの話とか、中々興味深かった。


こうゆう分析が出来れは、一見奇怪に見える動物の行動でも、よくわかるようになるんやろうか、とか思ったりする。



owlman家では、以前に猫を飼ってたけど、「猫はえさを食べ過ぎるので、やりすぎてはいけない」とか言われてた。
あとになって「そんな満腹中枢がいかれてるようなことは全くなく、食べたい量しか食べない」と聞いた。
いわれてみれば、当たり前で、野良猫が食べ過ぎて死んでた、とか聞いたことない。
野良猫が太りすぎてることもなく、家猫が太ってるのは、単なる運動不足かと。