ヒナギクのお茶の場合/多和田 葉子

自宅警備ではありません!!!、owlmanでございます。


花粉症の季節です。
今年もしっかりと発症し、休日は引きこもり。
自宅で何かあっても逃げるだけなので、
警備業は請け負っておりません。あしからず。



ヒナギクのお茶の場合

ヒナギクのお茶の場合


開架書架を眺めていての選択。


8編からなる短編集。
その中からメインタイトルの作品を。


本作のお茶とは?という素朴な疑問を持ってしまい、いきなりこけたが、
どうやらハーブティに限定されるらしい。
とにかく、お茶をティーバッグで入れることから全ては始まる。


そのティバッグの出し殻を使った、お茶染めのようなものをしている。
主人公の知人ハンナのことであるが。


そんな主人公とハンナの日常の一コマの話。


短編なのでこれ以上書かないことにする。





主人公は、紅茶は鍋で煮出すという。
実は、owlmanも同じことをしている。

葉を泳がせるほど大きなポットを持ってないので、お茶専用にしている鍋で、極弱く煮ている。気泡が上がるかどうか位の弱さで。あんまし強く煮ると、香りが飛んで苦味が強くなってしまう。


いわゆるミルクパンなので、鍋3分の2くらいの量を作ってる。
これを茶漉しで漉しながら、例のミニポットとあふれた分をカップに移して頂く。


なかなかこれもいい。
もちろん、ポットで蒸したほうが、より香りが残っていいはずやけど、鍋のほうが手軽なので。