ヒナギクのお茶の場合/多和田 葉子
自宅警備ではありません!!!、owlmanでございます。
花粉症の季節です。
今年もしっかりと発症し、休日は引きこもり。
自宅で何かあっても逃げるだけなので、
警備業は請け負っておりません。あしからず。
- 作者: 多和田葉子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2000/03
- メディア: 単行本
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (23件) を見る
開架書架を眺めていての選択。
8編からなる短編集。
その中からメインタイトルの作品を。
本作のお茶とは?という素朴な疑問を持ってしまい、いきなりこけたが、
どうやらハーブティに限定されるらしい。
とにかく、お茶をティーバッグで入れることから全ては始まる。
そのティバッグの出し殻を使った、お茶染めのようなものをしている。
主人公の知人ハンナのことであるが。
そんな主人公とハンナの日常の一コマの話。
短編なのでこれ以上書かないことにする。
主人公は、紅茶は鍋で煮出すという。
実は、owlmanも同じことをしている。
葉を泳がせるほど大きなポットを持ってないので、お茶専用にしている鍋で、極弱く煮ている。気泡が上がるかどうか位の弱さで。あんまし強く煮ると、香りが飛んで苦味が強くなってしまう。
いわゆるミルクパンなので、鍋3分の2くらいの量を作ってる。
これを茶漉しで漉しながら、例のミニポットとあふれた分をカップに移して頂く。
なかなかこれもいい。
もちろん、ポットで蒸したほうが、より香りが残っていいはずやけど、鍋のほうが手軽なので。