メロンパンの真実/東嶋 和子
- 作者: 東嶋和子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/02
- メディア: 単行本
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パンは大好きです。どちらかゆうと、菓子パンは2の次の選択。
メロンパンを作るのはちょっとめんどい。生地を2種類作らんとあかんから。
パンの話は、また機会があるときにでも。
「メロンの真実」というタイトル*1の本だったら、メロンさんをスポットに当てた小説かと思うけど、「メロンパンの真実」とな。
メロンパンに感情注入する?それって、アンパンマンのメロンパンナty(ry
第1章から「何がメロンなのか」ときた。
それそれ。みんなの疑問。
諸説あるが、やはりはっきりしないらしい。
ちなみに、チョココルネも懐かしいパンとして登場するが、これも由来がわからんらしい。意外と記録って残ってないんやなぁ。
メロンパンには、元祖といえる実用新案の登録があるそうな。それまで諸説流れていたそうだが、著者氏が特許庁を訪ねての検索結果。
メロンパン、では登録されていない。小麦粉製食品とあるが、表面がケーキ生地で中がパン、とあるらしい。それ、ビンゴだ。
今で言うビスケット生地が、コーヒー味やバナナ味だった。これ、今でもいけるよ。
本の中でも紹介される呉のメロンパン。
同じ店かどうか忘れたけど、広島の人から「めちゃおいしいメロンパンがある」って買ってきてくれたメロンパンがあった。見た目がメロンパン。形はラグビーボール型。でも、中にカスタードクリームが詰まっていた。それも皮の部分が、これでもか、というくらい薄い。ほとんどカスタードクリームだけを頬張っている感覚の食べ物だった。
味は、おいしい。カスタードクリームがおいしいのだろう。だいたい皮が薄すぎて、味がした記憶がない。やけど、メロンパンを期待して食ったらびっくりするんちゃうやろか。
広島繋がりで、アンデルセンという店のパンはおいしいかった。本ではデニッシュを広めた店として登場。チェーンとして店をたくさん持っているみたい。山陽自動車道の広島より手前だったと思うので、小谷SAだったと思うけど、SA内にアンデルセンが出店しているので、広島で降りなくでも買える。通る時は是非。
余談。
著者は江戸っ子とのことで、東京出身。
その著者氏が、神戸駅の立ち食いうどんで「たぬきうどん」を注文し、思ってもみないものが出てきて、家に帰ってから、関西出身の夫に断固抗議する、という面白い下りがある。
どうゆうことか?という方は、麺食としての「きつね」と「たぬき」を調べてもらって。
神戸駅のうどん屋さんの、冷静な、ある意味慣れた対応(洗礼ともいうw)にGJ。
owlmanも東京出張のとき、天かすにお金を払う文化に衝撃を受けた。
泊まって次の日、しょうゆラーメンを食おうとして、さらに大きな衝撃を受けた事は、ご想像にお任せする。
食べ物って、土地毎に変わるから、おもろい。