なぜか長文打つのは苦にならない、owlmanでございます。

寒いし雨降ってるし、何より正月明けから月−金フル出勤で、完全にバテた。会社も正月明けは短縮にしようや(ぇ

んで、以下owlman的ハルヒについて書いてみた。
備忘録なので読むだけ時間の無駄やで。




読むの?意味ないで。













先日読み終わった本
谷川流著 「涼宮ハルヒの消失



本はよく読むが、小説はそんなに読まない上に、久しぶりに読んだ小説がハルヒと来た。
「最近のお前に何があったんや?」
無理も無い。
最近のowlmanが引っかかるキーワード 「ニコニコ動画」「初音ミク」「涼宮ハルヒの憂鬱
owlmanが口にするようなジャンルの単語ではなかったからな。いや、ミクは入ってるか。


ニコニコ動画は、いろんな事を教えてくれた。なんせテレビが壊れてるのに買う気が起こらないので、テレビ代わり。

  • 友人マリオ・・・激しく鬼だが、すばらしい改造。
  • Perfume・・・capsuleを以前から聞いてたけど、このグループは知らんかった。
  • 初音ミク・・・前書いたように、DTM再開のきっかけ。なんかえらいことになってんな。

owlmanはハルヒを特別扱いしてたわけでない。アニメには興味が無い。後に知るんやけど、絵を見てアニメだと思ってた。救いだったのは、ハルヒシリーズに漫画やアニメだけでなく小説もあったことで、興味が沸いたことだ。親の教育方針で、漫画とアニメを禁止されて育ったので、正直、漫画やアニメの流れに付いていけないのは人生を若干損してる、と今でも思う。


「消失」を読んだことをブログに書くことになる流れを時系列で。

2006年12月

 owlmanがハルヒを最初に知ったのは、パレスチナ自治区でのデモ行進で、少女がハルヒの描かれたプラカードを持っている写真が世界に配信されたAFP通信の記事で、これを紹介してたどっかの記事を見て。どこやったやろ?って思って「ハルヒ」「パレスチナ」でググったら6万件。紹介されすぎ。
 ドラえもんサザエさんならowlmanでももちろん見てわかるが、ハルヒって誰やねん?状態の当時のowlmanにとって、それ以上の興味を引かず終わった。でも記憶には残ったんやな、こうやって思い出せるだけ。日本のアニメは世界一みたいなので、文化として誇ってもいいんやないかと普段から思ってて、遠くパレスチナの子供に受け入れられてるのは(大人がやらせてるかもだけど)なかなか興味深い。

2007年6月

 次に引っかかったのが「組曲『ニコニコ動画』」。30曲くらい使用したダイジェストmix作品なのだが、知ってるのわずか数曲。しかしながらそのアレンジの良さで、かなりの回数を聞き込む。かなり控えめにみても100回以上。10分x100回か。すごいな。
 ちなみに、この組曲は勉強になった。アニメの曲が多くてほとんど知らんかったので、いろいろあるもんだと。ネタ扱いになりかねへんけど、ビートまりお最高。

2007年9月

 組曲の元ネタフルバージョン集なるものを見つけ、これを聞き出す。
 その中の1曲に異常に引っかかる。組曲は、ダイジェストな上にアレンジが掛かっていてあまり気にならへんかったが、フルバージョンをBGMで聞いていて、ある曲で突然脳内に覚醒が起こる。そこで流れてた曲は、これ以降、現在に至るまで引っ張っている「God Knows...」。
 誰やこれ?から始まってネットを右往左往。色々調べていき、最終的にアニメの中で使われた1曲*1だと知る。アニメで使われてるといっても、バンドチックな雰囲気でPOPs由来かと思ったが、オリジナルらしく、聞きやすさに惹かれる。
 ちゃんと聞きたくて、近所のレンタルCDショップで劇中歌を探すが入荷なし。もう1曲(Lost my music)も聴きたかっただけに結構残念がる。

2007年11月

 はっきりしたきっかけというわけではないが、ただ何か調べる*2のにwikipediaとかリンクをポチポチしてたら「涼宮ハルヒシリーズ - Wikipedia」が引っかかり、原作が小説だったと認識する。前にもハルヒを調べてるときに読んでるはずなので、あまり意識して読んでなかったんだろう。
 漫画やアニメならたぶん付いていけないので、おそらくそのままだったと思うが、せっかく興味を持ったし、ネットでは結構人気のあるキャラクターみたい、しかも小説が原作と来ればちょっと読みたくなる。小説なら読んで見てもいいかもな、と思い図書館で「りょうぐうはるひのゆううつ」憂鬱」を予約。*3

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

2007年12月

 やはり、人気があるらしく、所蔵数も多いが順番待ちも多い。図書館の予約から1ヶ月で順番が回ってきて借りる*4。表紙見て「漫画やったけ?」と思うも、中は小説っぽい。ハルヒみたいな本をライトノベルというらしいが、定義は曖昧らしく他に譲る(はてな wikipedia)。ライトなのは表紙と挿絵が漫画っぽいから?それだけ?
 読み始めたら・・・完全に没頭し一気に読破。キャラクター先行の作品かとちょっと思ってたので、予想以上の面白さにびっくり。大賞受賞やアニメ化などに納得する。
 もちろん、それならばもっと読みたいと思い「溜息」を借りる。

涼宮ハルヒの溜息 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの溜息 (角川スニーカー文庫)

意外に早く「溜息」は予約1週間で順番が回ってくる。
 おそらく「憂鬱」が面白すぎたのか、あるいは次に期待しすぎたのか、「溜息」はなんとなく読み終えてしまう。順番待ちが少ないのは、「憂鬱」で出し尽くしたと知ってのことなのか。あるいは、読者を選ぶ内容なのか。owlmanには、やや期待外れ感が否めず。でも、せっかく興味を持って読み始めたので、もう少し読もうと「退屈」も借りる。
涼宮ハルヒの退屈 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの退屈 (角川スニーカー文庫)

 なんと、順番待ちなしで即借り。若干嫌な感じがしてくる。流れは「溜息」同様の淡々とした流れ。しかし、早くも作者のゆるさに慣れたのか、さほどの期待外れでもなく。あとがきで谷川流氏が語る、短編を集めた構成はowlmanには受け入れやすく、ほどほどの好感触を持ちつつ、こんな感じでゆる〜く続くんだろうなぁと、どこまで読むか思い巡りながら「消失」を予約。予約?おっ!順番待ちだ。
涼宮ハルヒの消失 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの消失 (角川スニーカー文庫)

2008年1月

 owlman自身でも本当に意外なことに、このハルヒネタは年を越すことになった。自分の中で続いていることに再度驚く。
 「消失」は2週間で回ってきた。
 そして、「憂鬱」の再現を見る。
 夜中だったのに一気に読破*5。相当おもろいぞ。それまでのシリーズを読んでの伏線付きが条件になるが、その条件なら「憂鬱」以上に面白い気がする。なんやねん、その気になれば書けるんやん、谷川流氏よ。
 そして、この2度目の衝撃により、今後もネタが続くような気がするし、記憶にも残るだろうが、ブログで残すことに決めた。


 その後、「消失」なのに復活した心地よい余韻を残して「暴走」を予約。
 あれ?待ち人数少なめ。「消失」の面白さの余韻を持ちつつ「憂鬱」で学んだ失望感を味わわないようにしたいが、タイトルが十分期待させ過ぎ。まさか、タイトル負けやないやろうなぁ。


最後に一言。
裏表紙にある「ビミョーに非日常学園ストーリー!」という触れ込み。
どこがビミョーやねん!!ただの無茶苦茶やないか。



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*1:アニメ版涼宮ハルヒの憂鬱 第12話「ライブアライブ」とのこと

*2:遠い記憶では創聖のアクエリオンを調べてたような・・・

*3:「涼宮」を小説読むまで「りょうぐう」と読んでたのは事実らしい

*4:直木賞受賞作とかになると半年以上とかザラなので、早いほうかも

*5:実はowlmanは読むのが遅い。1冊読むのに5〜6時間掛かる