長い終わりが始まる/山崎ナオコーラ
気分がすっきりしないのは選挙のせいか、owlmanでございます。
作品の読後感と選挙を絡めるって、どないやねん。
今日は、衆院選投票日。
20時が締め切りだけど、現在18時。
すでに多くの票は、投票箱の中。
日本の運命は、ほぼ決まっているんやな。
シュレーディンガーの猫状態。量子力学で有名な実験。
wikipedia:シュレーディンガーの猫
出口調査が、とか言わない。
- 作者: 山崎ナオコーラ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/06/26
- メディア: 単行本
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本書の選択理由は忘れた。
どっかの書評で推されてた気がする。
読むのが遅いowlmanでも2時間ほどで読める、
どっちかゆうと短編に近い。
主人公、小笠原(女 22)。最後までフルネームは分からない。
マンドリンサークルに所属している、大学4年生。
4年生となると、就活、それも終盤。
けど、自分の方向性が見えず、只今マンドリン真っ最中。
いろんな意味に受け取れる「長い終わり」。
人それぞれに抱える悩みのようなもの。
小笠原にも確かに始まったようだが、終わりは見えるのだろうか。
余談。
図書館で借りたんやけど、帯は切り取って、表紙裏に貼り付けてある。
2枚張ってあるのだが、うち1枚は他作品「論理と感性は相反しない」の宣伝なんやけど。
それも、宣伝のほうが大きく張ってあるし。
そんなに帯がさびしい作品やったんかなぁ。