きのうの世界/恩田 陸

久しぶりの長編小説、owlmanでございます。


小さめの字で450pくらい。
読みきるのに、時間かけすぎて、記憶が。。。。



きのうの世界

きのうの世界


第140回 2008年下半期 直木賞ノミネート作。


舞台は、塔と水路が特徴の町。

東京で会社員であった一人の男が、1年後に遠く離れたこの町で死体で見つかる。
その殺人事件と、被害者その人と、その背後の様々な出来事と、伝説らしきものと。


中心人物は、死体となって見つかる、市川吾郎。
歳の記載は忘れたけど、30代後半だったかと。


その他の登場人物は、10人以上は出てくるので、個別にピックアップしないが、
登場人物のひとりは「あなた」。


19章からなる長編。
初出は雑誌への連載だった模様で、各章毎に場面は大きく変わっていく。





意外な展開も多くて面白い話の流れで良かった。
ただ、owlman的に結末だけはいまいちだった。
事切れて急いだ、的な感じが残ったんは、なんでやろ。
まぁ、急展開があった、ゆうこと。