商品偽装という話
毎年漢検が発表する「今年の漢字」。
昨年は「偽」やった。
ショックな年だったが、正直それで終わってほしかった。
まだまだ出し切っていないようだ。
Google newsを見てたら、YOMIURI ONLINEの記事があって、それを読んでて気がついたこと。
そのニュースは商品偽装に関するもので、ページの下のほうに「商品偽装」のタグがついた記事一覧があるのだが。
昨年1月11日の記事が最も古い記事。そこから新しいほうへ10本目で昨年10月11日。
多分この間の似た内容のものは整理されていると思われるが、とりあえず記事10本。
さらに10本進んで20本目が昨年10月31日。
え、日付が進んでない。
そこから怒涛のように偽装記事が並びだす。毎日とまで言わなくとも連日並ぶ。
1回しか数えなかったので数え間違いがあるかもしれないが、リストは全部で195本の記事。
11月1日から今日までが174本で、11月が72本と恐らく月間最多。4割だ。
最近は減りつつあるようだが、まだまだ。
「中国」がホットな話題ではあるが、全く人のことは言えない。自分たちの足元が駄目。
これじゃ、中国に改善求めても取り合ってくれないわな。
食品なら、以前は「管理不足で賞味期限切れでした」とかなのに、
今は「賞味期限の表示が嘘でした」って以前よりひどいやんか。
表示が信用できないって、消費者はどうすればいいんやろうな。
「信用できる店」
「信用できるメーカー」
どこにあるのそんなの。
お店やメーカーはちゃんとしてる?
使ってる原料大丈夫?
現場を査察した?
じゃあ見てないときは?
ちゃんと自分で持ってきた?
輸送途中で入れ替わってない?
正しい中身か確認できるの?
トレースしたら起源は何だった?
大手メーカー品?
官公庁納入品?
品質が売りの商品?
老舗?
それが違ってたやんか。
もういい。
キリがねーよ。
騙されるしかないのだろうか。
間違いは仕方ない。人間だもの。
それをシステムで押さえていかないといけないんだけど。
でも話題は「意図的偽装」なんだよな。
つくづく思う。
ホントに残念だ。
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